SoundOn 音楽配信シングルとアルバムどちらがTikTokでの拡散に有利？

2025-06-02

SoundOnに楽曲をアップロードする際、「シングル」と「アルバム」のどちらいいのか、迷った経験がある人も多いと思います、

どちらが優位かは、アーティストの目的やキャリアの状況によって異なりますが、一般的には、次のようなことが言えます。

「シングル」は、手軽にリリースでき、新しいスタイルのテストやプロモーションにも適しています。

「アルバム」は、アーティストのビジョンや世界観などを伝えるのに適しています。

それぞれの人の戦略に合った形でリリースするのが最善なのですが、ここでは、プロミュージシャンではない一般の人が、SoundOnに楽曲をアップロードすることを想定して、どちらを選択するべきかを考えて見ようと思います。

シングルとアルバムの比較（コスト・手間）

シングルとアルバムを比較した場合、制作やリリースにかかるコストや手間は、シングルの方が圧倒的に小さくなります。

そのため、シングルであれば、楽曲を頻繁にリリースすることも可能です。

また、シングルであれば、ジャンルや曲調の異なる曲を、試験的にリリースしても不自然ではありません。

アルバムの場合は、アルバム単位で世界観を統一する必要がありますので、収録曲数にもよりますが、まったくジャンルの異なる楽曲を1枚のアルバムにまとめてリリースするようなことには不向きです。

アルバムのメリットとしては、アートワークが1枚で済むことが挙げられます。

しかし、楽曲のリリース申請の手間は、シングルでもアルバムでも、すべての楽曲情報を入力することになるので、それほど大きくは変わりません。

楽曲の制作やリリースにかかるコストや手間は、やはり、シングルの方が有利になります。

では実際に、SoundOnで楽曲を配信する場合、シングルとアルバムのどちらがTikTokでの拡散に優れているか、現状のトレンドやTikTokの特性から考えてみます。

結論としては、シングルリリースの方がTikTokでの拡散に有利といえる傾向があります。

TikTokでは、短い動画や振り付け動画などで使用される楽曲がバズりやすく、特に耳に残りやすいフレーズやキャッチーなメロディ、リズミカルな部分が繰り返し使われることで、爆発的な拡散が起こります。

シングルは1曲に注目が集まりやすく、楽曲の特徴的な部分を短時間でアピールできるため、TikTokユーザーにとって使いやすい素材となります。

アルバムはアーティストのビジョンや世界観、コンセプトやストーリー性を伝えるのに適していますが、TikTokで拡散しやすいのは、アルバムの中の「1曲」さらには、その1曲の中の印象的ないち部分ということが多いでしょう。

そのため、アルバムの中から、特定の楽曲だけが、TikTokでバズるケースは見られます。

しかし、アルバム全体をTikTokで拡散させるのは難しく、基本的にはシングル単位での拡散が主流になります。

楽曲の制作やリリースにかかるコストや手間、TikTokの特性などを考えると、TikTokでの拡散を狙うならシングルを頻繁にリリースほうが有利と言えそうです。

もちろん、アルバムでも、その中から特定の楽曲がTikTokでバズることはありますが、全体として拡散しやすいのはシングルになります。

アルバムの場合は、ストリーミングサービス等で、アルバム全体を世界観とともに、じっくりと聴いてもらえたら嬉しいですが、プロのミュージシャンでもない一般の人が作ったアルバムが、そう簡単に多くの人に聴いてもらえるとは思えません。

そう考えると、TikTokのようなSNSで、1曲でも、もっと言えば、1フレーズでもバズらせることを目標に音楽制作活動を行うほうが、一般のミュージシャンにとっては、現実的ではないでしょうか？

個人的なアプローととしては、仮に10曲くらいのアルバムになりそうな曲ができたとしても、それを1枚のアルバムとしてリリースするのではなく、10曲のシングルとして、別々にリリースしてもいいと思っています。

それをすることによるデメリットもとくにないように思います。

新しいアルバムを発売したら聴いてくれるファンが居るわけでもなければ、シングルでよくないですか？

それに、SoundONでの楽曲申請は、タイトルや曲が承認されるかされないかという戦いでもあります。

アルバムの場合は、すべての修正が終わらないと、いつになってもリリースされることはありません。

一方、シングルであれば、承認された曲から、順次リリースされますし、最悪、ダメな（不承認の）曲だけ削除すればすみます。（アップロード枠がもったいないので、できれば楽曲の差し替えを！）

私自身、アルバムのリリースにこだわった時期もありましたが、これからは、シングルでリリース申請をしていくつもりです。

私が作曲した楽曲は、Youtube チャンネルにもアップしていますので、もしよかったら覗いてみてください！

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