SoundOnを利用中のみなさんは、リリース申請した楽曲が、どれくらいで承認されて「レビュー中」から「配信中」になりますか?
SoundOnでは、リリース申請がされると、自動化されたシステムが初期のスクリーニングを行い、迅速に多くのコンテンツをチェックします。
これにより、著作権侵害の可能性や技術的な問題を検出し、問題があれば速やかにユーザーに対して通知を行います。
その後、システムによってフラグが立てられたコンテンツや、特定の問題がある場合に限り、人間によるレビューが行われます。
人間の判断が必要な複雑なケースや、システムによる判断では不十分な場合には、人間によるチェックが実行されるということです。
初期のスクリーニングの結果は、アップロード後、5分以内には分かります。
クリアしていれば何も起こらず、問題があれば、通知に①とか②が表示されます。
①の場合は、「アルバムやシングルのタイトルが一般的過ぎるという」という修正依頼のことが多いです。
②の場合は、楽曲の著作権侵害の疑いに対するもので、警告とセットで来ますので、2つ通知が来ます。
しばらく待って、何も通知が来なければ、初期のスクリーニングはクリアです。
しかし、問題はそこから先に進むかどうかです。
私の場合は、そこからかなり待たされることが多くて困っています。
そこで、気になっている点を、SoundOn のオンラインカスタマーサービス(AIチャット)に質問してみました。
シングル配信とアルバム配信
どちらが有利?
Q. シングル配信とアルバム配信とでは、どちらが有利ですか?また、どちらが審査に必要な時間が短いですか?
シングルとアルバムの配信、どちらが有利かはアーティストの目的や状況によります。
シングル配信は、特定の曲をプロモーションしたいときやリスナーに新しい音楽を頻繁に届けたいときに適しています。
一方、アルバム配信は、まとまった作品としての表現を重視する場合に有効です。
審査に関しては、一般的にシングルの方が曲数が少ないため、審査に必要な時間が短いことがあります。
ただし、具体的な審査期間はコンテンツやプラットフォームによって異なるため、確定的な情報を提供することは難しいです。
どちらを選ぶべきかは、あなたの音楽戦略やリスナーのニーズに応じて判断することをお勧めします。
どちらが早い?
Q. 10曲入りのアルバムと、シングル10曲とでは、どちらが早くリリースできますか?
一般的に、シングルは1曲ごとにリリースされるため、プロセスがシンプルで迅速に進むことが多いです。
したがって、シングル10曲を個別に配信する場合、各シングルは比較的早くリリースされる可能性があります。
ただし、複数のシングルを一度にリリースする場合は、アルバムと同じくらいの時間がかかることもあります。
一方、10曲入りのアルバムは、一つのプロジェクトとしてまとめてリリースされるため、審査や準備に時間がかかることがあります。
具体的なリリース時間は、プラットフォームの状況やコンテンツによって変わってきます。
レビュー中とリリース日
Q. シングルを複数曲リリースする場合は、リリース日をずらしたほうがいいですか?また、指定したリリース日を過ぎても「レビュー中」のままの場合はどうすればいいですか?
シングルを複数曲リリースする場合、リリース日をずらすかどうかは戦略によります。
各曲のプロモーションを最大化したい場合は、日付をずらすことが効果的です。
リリース日が過ぎてもレビューが続いている場合は、SoundOnサポートに連絡することをお勧めします。
問題の特定と解決に向けたサポートを受けることができます。
アカウントとレビュー
アカウントと担当者
Q.「レビュー中」が、なかなか進まない理由はなんですか?当日中にリリースされる人もいると聞きました。アカウント(アーティスト)によってレビューされる順番に差がありますか?各アカウント(アーティスト)に担当者がいるのですか?特定の(アーティスト)が後回しにされるということがあるのでしょうか?
「レビュー中」のステータスが、なかなか進まない理由はいくつか考えられます。
まず、コンテンツの審査は、内容の確認やガイドラインへの適合性を保証するために行われますが、審査にかかる時間は、リリースの量や内容の複雑さ、プラットフォームの状況によって変動します。
アカウント(アーティスト)によって、レビューの順番に差が出ることは通常ありませんが、内容によって審査がより慎重に進められる場合があります。一部のアーティストが当日中にリリースされたりすることもありますが、それは特定の条件が満たされている場合です。
各アカウントに専属の担当者がいるわけではなく、審査は一般的なプロセスに従って行われます。
特定のアーティストが意図的に後回しにされることはないはずですが、もしそのような懸念がある場合は、具体的な情報を含めてサポートチケットを提出してください。専門スタッフが問題を確認し、対応いたします。
「レビュー中」が続く理由
Q.「特定の条件が満たされている場合」とは具体的にどのような場合ですか?自動化されたシステムが初期のスクリーニングをクリアしても、そこから長い時間「レビュー中」が続くのはなぜですか?
特定の条件が満たされている場合とは、例えば、コンテンツが完全にガイドラインに準拠している場合や、提出されたメタデータが正確かつ一貫している場合を指します。
また、過去に問題なくリリースを行ったアーティストのコンテンツは、スムーズに進むことがあります。
自動化されたシステムが初期スクリーニングをクリアした後も「レビュー中」が続く理由としては、以下のものが考えられます:
・内容の複雑さ: アルバム全体の内容やメタデータが複雑であると、より詳細な確認が必要になることがあります。
・システムの負荷: 多くのコンテンツが同時に審査されている場合、処理に時間がかかることがあります。
・追加の確認: 特定の内容に対して追加の確認が必要と判断された場合です。
問題なくリリースを行ったアーティスト?
Q.「過去に問題なくリリースを行ったアーティストのコンテンツ」とありますが、過去に何らかの修正依頼を受けたことのあるアーティストは、問題があるアーティストということですか?
過去に何らかの修正依頼を受けたことがあるアーティストが「問題があるアーティスト」というわけではありません。
修正依頼は、コンテンツがガイドラインに適合するようにするための通常のプロセスであり、特定の問題を解決するために行われることがあります。
修正が完了し、ガイドラインに沿ったリリースが行われれば、その内容は問題なく進むことが期待されます。
過去の修正履歴があるアーティストであっても、ガイドラインに従っている限り、審査において特別な問題があるとは限りません。
TikTok用の公式音源について
Q. TikTok用の公式音源が、1トラックよりも複数トラックのほうがレビューに多くの時間が必要ですか?
TikTok用の公式音源について、1トラックよりも複数トラックがレビューに多くの時間が必要かどうかについての具体的な情報は示されていません。
ただし、一般的に考えると、複数のトラックを含むプロジェクトは、レビューの際に確認する内容が増える可能性があるため、時間がかかることがあります。
また、複数トラックの場合、各トラックの内容がガイドラインに適合しているかどうかの確認が必要になります。
おわりに
SoundOn のオンラインカスタマーサービス(AIチャット)に質問しても、AIが一般的な答えを返してくるだけなので、問題が解決されることは少ないです。
リリース申請直後の初期スクリーニングを通過した後に時間がかかるのは、人間の判断が必要な複雑なケースや、システムによる判断では不十分な場合には、人間によるチェックが実行される場合です。
そのような人間によるチェックが不要なコンテンツは、速やかに「配信中」になるものと思われます。
ということは、私のコンテンツは、人間によるチェックが必要な何かしらの問題があるということなのでしょうか?
私の場合、これまでは、待った末に、結果的に承認されて「配信中」になるパターンと、あまりにも配信されないので、削除して他のサービスで申請をし直すパターンのどちらかでした。
しかし、2025年5月以降、narasuが使えなくなってしまったので、SoundOnの審査結果を粘り強く待つしかなさそうです。
いつものように「レビュー中」が続く、6月分の楽曲がリリースされたら報告します。
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