ミヒャエル・エンデの名作『モモ』の読み聞かせは オーディオブックで!

本・オーディオブック
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時間がない!

忙しい!

暇がない!

 

そんな言葉が、口癖になっていませんか?

 

常に時間に追われ、落ち着きと冷静さを失い、人間本来の生き方を忘れてしまったかのようにも思える、私たち現代の人々は、いったいどこへ向かおうとしているのでしょうか。

いまや、大人だけでななく、子供までもが、慌ただしい日々を送っています。

 

いったい、「時間」は、どこへいってしまったのでしょうか?

 

そして、

それは、取り戻せるのでしょうか?

   

モモ-時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語

モモ-時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語』は、『はてしない物語』と並んで、ミヒャエル・エンデの児童文学の中でも、最も有名な不朽の名作です。

 

モモ』は、世界各国で翻訳され、日本においても、長く愛読され、子供だけでなく、大人にも広く親しまれている、児童文学のひとつとなっています。

 

『モモ』は、1973年に発刊し、1974年に「ドイツ児童文学賞」を受賞しています。

 

1986年には、当時の西ドイツとイタリアの制作により、映画化もされました。

その映画には、エンデ自身が、本人役で出演しました。

 

日本では、1987年に女優で歌手の小泉今日子さんが、朝日新聞のインタビュー記事で、『モモ』の大ファンであることを公言し、話題となりました。

 

昔の児童文学である『モモ』が、今もなお、大人にも読みつがれている理由は、『モモ』が、私たちに「時間」の本質を問う哲学的な内容だからです。

 

『モモ』は、楽しむことをしまった、私たち、現代の大人にこそ、読む価値がある本だと思います。

 

『モモ』は、子供から大人まで、すべての人が楽しめる、そして、考えさせられる物語です。

 

そんな『モモ』は、小さな子供への読み聞かせにも最適だと思います。

 

読むのが大変だという人には、「オーディオブック版」が役に立ちます。

 

『モモ』オーディオブック版

 

『モモ』のナレーターは、「それいけ!アンパンマン」のバタコさん役、『魔女の宅急便』のジジ役などの代表作をもつ声優・佐久間レイさんが担当しています。

 

さらに、海外でも活躍するピアニスト・佐田詠夢さんのオリジナル曲も、オーディオブックに華を添えています。

 

モモ 作品紹介

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冒険ファンタジー『はてしない物語』の著者であるミヒャエル・エンデが贈る、時間どろぼうと風変わりな女の子の物語である。

文章のみならず、モノクロの挿絵までもエンデ自身が手がけた本書は、1974年にドイツ児童文学賞を受賞。

小学5、6年生以上から大人まで幅広い年代の人たちが楽しめる、空想力に富んだ小説だ。

円形劇場の廃墟に住みついた、もじゃもじゃ頭で粗末な身なりをした不思議な少女モモ。

黙って話を聞くだけで、人の心を溶かし悩みを解消させる能力を持った彼女のまわりには、いつもたくさんの大人や子どもたちが集まっていた。

しかし、「時間」を人間に倹約させることにより、世界中の余分な「時間」を独占しようとする「灰色の男たち」の出現により、町じゅうの人々は、とりとめのないお喋りや、ゆとりのある生活を次第に失っていく。

本書は、時間どろぼうである「灰色の男たち」と、モモの対決というスリルあふれる展開を通して、1分1秒と時間に追われる現代社会へ、警鐘を鳴らしている。

たとえば、モモの友だちだったニノが「スピード料理」の店を始め、大繁盛しているせいで、他人とわずかな世間話をする暇もないというように、時間を盗まれた人たちは、現代の私たちの姿そのものとして描かれている。

昨今、モモのように際限のない時間の中で、空想をめぐらせ、楽しむ生活はほとんど忘れられている。

子どもばかりでなく、忙しい大人たちにも、夢見ることの大切さを教えてくれる本だ。(砂塚洋美)

出典:https://www.amazon.co.jp

■ 書籍版

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日本で最も広く読まれている児童文学としても知られる、「時間」の意味を問う、ミヒャエル・エンデの不朽の名作『モモ』がオーディオブック化!

町はずれの円形劇場あとに住みついた、不思議な少女・モモ。

モモと共に暮らしていた町の人々に、突然、「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります。

「それいけ!アンパンマン」のバタコさん役、『魔女の宅急便』のジジ役などの代表作をもつ声優・佐久間レイさんが朗読し、海外でも活躍するピアニスト・佐田詠夢さんのオリジナル曲によりオーディオブック化。

この作品に子供の頃に出会った方、大人になってから新たに出会うすべての方に、聴くたびに新しい、深い気づきをあたえる一冊です。

 

【作品紹介】

1974年にドイツ児童文学賞を受賞し、世界各国で翻訳されている、ミヒャエル・エンデの不朽の名作。

日本においても40年以上愛読され、大人にも子供にも、最も広く読まれている児童文学の一つとなっています。

『はてしない物語』とならび、エンデの児童文学の中でも最も有名な作品である本作品は、
子供だけでなく、その「時間」の本質を問う哲学的な内容から、大人にも広く親しまれています。

だれもが子供のころに、一度は学校や図書館で目にしたことのある一冊を、改めてじっくり味わってみませんか?

【物語】

町はずれの円形劇場あとにまよいこんだ不思議な少女モモ。

町の人たちはモモに話を聞いてもらうと、幸福な気もちになるのでした。

そこへ、「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります…。

「時間」とは何かを問う、エンデの名作。

【出演】

朗読:佐久間レイ
音楽監修、作曲、演奏:佐田詠夢

出典:https://audiobook.jp

■ オーディオブック版

モモ 目次

第一部 モモとその友だち

1章 大きな都会と小さな少女

2章 めずらしい性質とめずらしくもないけんか

3章 暴風雨ごっこと、ほんものの夕立

4章 無口なおじいさんとおしゃべりな若もの

5章 おおぜいのための物語と、ひとりだけのための物語

第二部 灰色の男たち

6章 インチキで人をまるめこむ計算

7章 友だちの訪問と敵の訪問

8章 ふくれあがった夢と、すこしのためらい

9章 ひらかれなかったよい集会と、ひらかれたわるい集会

10章 はげしい追跡と、のんびりした逃亡

11章 わるものが危機の打開に頭をしぼるとき

12章 モモ、時間の国につく

第三部 <時間の花>

13章 むこうでは一日、ここでは一年

14章 たべものはたっぷり、話はちょっぴり

15章 再会、そしてほんとうの別れ

16章 ゆたかさのなかの苦しみ

17章 大きな不安と、もっと大きな勇気

18章 まえばかり見て、うしろをふりかえらないと……

19章 包囲のなかでの決意

20章 追ってを追う

21章 おわり、そして新しいはじまり

 

作者のみじかいあとがき

訳者あとがき・付記

エンデの人柄に触れた日々 佐々木田鶴子

 

モモ 著者

ミヒャエル・エンデ

1929‐1995。

南ドイツのガルミッシュに生まれる。

父は、画家のエトガー・エンデ。

高等学校で演劇を学んだのち、ミュンヘンの劇場で舞台監督をつとめ、映画評論なども執筆する。

1960年に『ジム・ボタンの機関車大旅行』を出版、翌年、ドイツ児童図書賞を受賞。

1970年にイタリアへ移住し、『モモ』『はてしない物語』などの作品を発表。

1985年にドイツにもどり、1995年8月、シュトゥットガルトの病院で逝去

出典:https://www.amazon.co.jp

おわりに

この物語は、作者「ミヒャエル・エンデ」が、長い旅の途中に、汽車に乗り合わせた、奇妙な乗客から聞いた物語だと「作者のみじかいあとがき」で語っています。

 

そして、その奇妙な乗客は、話し終わったあとに、次のように話を付け加えたそうです。

 

私は、今の話を、過去に起こったことのように話しましたね。でもそれを、将来、起こることとしてお話しても良かったのですよ。私にとっては、どちらでも、そう大きな違いはありません。

 

おそらくこの本を読んだり、聴いたりした大人は、この言葉に大いに納得させられるのではないでしょうか。

 

『モモ』は、「1970年初頭に過去の物語」として書かれていますが、「2000年以降の物語」としても、恐ろしいくらいに、十分に成り立ってしまいます。

 

作者「ミヒャエル・エンデ」が、この長い物語を聴き終えて、しばらくすると、その奇妙な乗客は、いなくなっていたそうです。

 

ミヒャエル・エンデは、「たぶん次の駅で駅で、汽車を降りたのだろう」と言っていますが、そんなのおかしいと思いませんか?

 

これだけの長い話をした相手が、別れの挨拶もせずに、汽車を降りるでしょうか?

 

もちろん作者も気がついていると思いますが、この話は、「大いなる何か(Something Great)」からの掲示だと、私は思っています。

モモ

■ 書籍版

 

■ オーディオブック版

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