会社を辞めたくなったら!ミドルエイジの新たな生き方を模索する2冊の本

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あなたは、いまの仕事に満足していますか?

毎日の仕事は、楽しく、やりがいのあるものですか?

そして、いまのままで、老後の生活は、安心といえますか?

 

果たして、いったい、どれだけの人が、これらの質問に「YES」と言えるでしょうか?

   

あと何年、働かなくてはいけないのか?

多くの人は、自由を求めますよね。

できれば、毎日、会社になんて行きたくはないですよね?

 

最近では、よく、

 

ワクワクすることを仕事にしよう!

 

好きなことをして生きていこう!

 

などのキーワードが囁かれますが、

だからといって、何の準備もなしに、いきなり会社を辞めてしまっても、困ったことになるかもしれません。

たとえ贅沢をしなくても、現代社会を生きていくためには、多少なりとも「お金」が必要ですからね。

 

すでに、死ぬまでに必要な十分な「お金」があればいいですが、これから、人私たちは、何歳まで生きるのか分かりません。

私たちは、すでに人生100年時代に突入しているのです。

 

そうなると、

私たちは、この先、あと何年くらい働かなくてはいけないのでしょうか?

 

仮に何らかの方法で、80歳くらいまで働くとすると、

– 20代で60年
– 30代で50年
– 40代で40年
– 50代で30年
– 60代で20年

ということになります。(長い!

 

60歳で定年退職して、その後は、退職金と公的年金で、悠々自適な生活が送れたのは、昭和初期に生まれた世代までの昔話ですね。

公的年金は、すでに破綻している?

あなたは、もしかしたら、公的年金をあてにしているかもしれませんが、思うような給付が受けられなくても、文句は言えません。

少し考えれば、公的年金制度が、すでに破綻していることは分かります。

 

日本は、

– 1970年には、高齢者比率が7%を超え(高齢化社会)
– 1994年には、高齢者比率が14%を超え(高齢社会)
– 2016年には、20%を超えています(超高齢化社会)

 

日本は、とっくに超高齢化社会なのだということがわかります。

これからも、ますます少子高齢化が進んでいくことは、まず間違いないでしょう。

 

これはつまり、

公的年金の保険料を払う人は減り続けるが、公的年金を貰う人は増え続ける

ということです。

この事実を知っただけで、公的年金には期待できないことがわかります。

 

そもそも、あなたが支払っている、

公的年金の保険料は、将来の自分のための積立ではない

ということを忘れてはいけません。

 

現在の公的年金制度は、「世代間扶養方式」で運営されています。

「世代間扶養方式」とは、厚労省のHPによると次のようなものです。

 

いま働いている世代(現役世代)が支払った保険料を、仕送りのように高齢者などの年金給付に充てるという「世代と世代の支え合い」という考え方(これを賦課方式といいます)を基本とした財政方式で運営されています。
(保険料収入以外にも、年金積立金や税金が年金給付に充てられています。)

出典:https://www.mhlw.go.jp/topics/nenkin/zaisei/01/01-02.html

 

つまり、

少数の若い人が、大勢の高齢者に仕送りをすることによて、成り立っている制度です。

 

このように、公的年金が、あてにならないということは、理解できたと思いますが、「国が悪い」、「政府が悪い」、「制度が悪い」と文句を言っていても、なんの解決策にもなりません。

 

あなたがするべきことは、そのような状況の中で、いかにして、したたかに、自分の未来を切り開いていくのか、ということです。

 

会社を辞めたくなったら

もしもあなたが、しっかりとした準備をせずに、会社を辞めてしまって、つかの間の「自由」を手に入れても、「お金」がなくなれば、またどこかの組織に属することになります。

たいていは、以前よりも悪い条件で、属することになる確率が高いです。

おそらく、背に腹はかえられないので、嫌で飛び出したはずの雇われ人生に、舞戻っていくことになるでしょう。

 

いや、正社員として、雇ってもらえれば、まだましかもしれません。

下手をすれば、派遣労働者やフリーターになって、そこから抜け出せなくなる危険性すらあります。

こうした負のスパイラルに巻き込まれてしまうと、状況は悪化し続け、老後への不安は増すばかりです。

 

だから、何の準備も計画もなしに、飛び出すようなことは、避けなくてはいけません。

いまは、将来に備えて、出来ることを全力で行っていくのが得策です。

 

そして、まずは、そのためには何ができるのか、ということを知る必要があります。

多くの人は、現状を変えたいと思っても、何をどうすればいいのか分からないというのが、正直なところではないでしょうか。

新たな生き方を模索するための2冊の本

そこで、参考になるに本を2冊ほど紹介します。

私は、どちらも、

– 現状に納得がいっていない
– 将来の不安が大きい

という、多くのミドルエイジにとって、参考になる本だと思います。

40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい

もちろん、必ずしも会社を辞める必要はありません。

かと言って、いまのままの働き方では、不安が大きいかもしれません。

そんなあなたは、この本を読んでみてはどうでしょうか。

 

 

『40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい』は、日本マイクロソフト社の社長を努めた、成毛 眞氏の本で、いまでは新書になっています。

 

この本は、以前、私が、

なるほど、こういう生き方もありだな!

と気付かされた本です。

 

最近では、わりと一般的になりつつある考え方のようにも思います。

今の会社員生活に未来がないと気づいたら、その先は、エネルギーを自分のビジネスなど、他のことに使おうという発想です。

政府の副業容認の動きも、こうした考え方の後押しになっているように思います。

 

なお、『40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい』は、同著者の『40歳を過ぎたら、三日坊主でいい』の新書版ですので、そちらを読んだ人は、同じ内容ですので、買う必要はないでしょう。

魂の退職

もう1冊目は、稲垣えみ子氏の『魂の退社』です。

 

 

元朝日新聞記者で、アフロヘア-がトレードマークの稲垣えみ子氏は、

会社を辞めるために準備期間に10年を費やした

といいます。

さすがに、今に時代、10年は長すぎますが…

 

『魂の退社』の、その後を綴った『寂しい生活』や『アフロ記者が記者として書いてきたこと。退職したからこそ書けたこと。』なども出版されていますが、とりあえずは、『魂の退社』だけ読めば十分だと思います。

 

魂の退社』は、評価が分かれるところですが、会社を辞める辞めないは別として、私は、会社で働くことに疑問を感じている方は、いちど読んでみてもいいと思っています。

 

自分は、このまま、今の会社に勤めていていいのだろうか?

と、立ち止まって考えるきっかけになります。

 

また、すでに会社を辞めることを決めている人も、辞めたあとに困ることや、辞めたあとの生活がイメージしやすくなるので、辞める前に読んでおいたほうがいと思います。

おわりに

これらの本は、

このまま、いまの会社で頑張っていて、そこに未来はあるのだろうか?

という思いが強いミドルエイジの方は、読んでみてもいいと思います。

 

『40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい』も『魂の退社』も、

これからのミドルエイジは、どのように生きていくべきか?

ということを考えさせられる本です。

 

そして、気づいている人はとっくに気づいている、新たな選択肢があることを示唆してくれます。

世間からどう思われるのかは別として、私は、これらの本の考え方に賛同しました。

 

昔だったら、ちょっと考えられなかったかもしれませんが、今という時代に生きるミドルエイジの人たちにとっては、共感できる部分が多いと思います。

 

これからのミドルエイジは、「会社」や「年金」に頼らない生き方を、模索する必要があります。

そのことに、いち早く気がついて、そのための準備に取り掛かれるかどうかが、この先の人生を大きく左右することになるでしょう。

 

人生100年時代にあっては、50代でも、まだ人生、半分も残っています。

諦めるのは、まだ早いのです。

 

まずは、本を読むなど、ほんの小さな一歩からでも踏み出すことが大切ですね。

何をするにしろ、昔とは違って、あなたが思うよりも、リスクはずっと少ないのですから。

 

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