【動画】本田真凜 シニアデビュー戦で初優勝!平昌五輪でのメダル獲得がみえてきた!

★シェアはこちら★

フィギュアスケートの『USインターナショナルクラシック』が、2017年9月15・16日、アメリカのソルトレークシティーで行われました。

今季からシニアに転向した、本田真凜選手にとっては、今回の大会がデビュー戦となりました。

ホテルに衣装を忘れた初日

初日の女子ショートプログラム(SP)本田真凜選手は、ミスなく滑りきって、自己ベストまで1.45に迫る66.9点で首位に立ち、最高のシニアデビューを飾りました。

堂々たるシニアデビューでしたが、実は、その舞台裏はドタバタでした。

いつもよりも、早めに着替えてアップしようと、カバンを開けた本田真凛選手は、血の気がひく事態に。

やばい!衣装をハンガーに掛けたまま!

なんと、カバンの中に衣装が入っていませんでした。

「しわにならないようにと思い、直前に詰めよう」と思っていた衣装を、ホテルに忘れてしまったのでした。

めっちゃ焦りました。

すぐさま、浜田コーチや家族のもとに走って行って事情を説明。

心配する周囲の選手からも「落ち着いて」と声を掛けられたといいます。

「練習着にしようか、誰かに借りようか…」

それまで頭の中を支配していた、

「どういう演技をしようか」とか「(標高の)高さが気になる」

などという考えが、一気に吹っ飛んだといいます。

窮余の策を講じていた本田真凜選手のもとに、急いでホテルへ取りに行った関係者から、衣装が届いたのは、6分間の練習が始まる、わずか3分前でした。

衣装が届いたことがうれしくて。シニアデビューの演技だーとうれしくて。

と、にこやかに滑り始めた本田真凜選手。

「衣装を忘れる」という、緊急事態があったことで、逆に緊張がほぐれたのか、

(標高約1,300mの高地による)体力的な不安も吹っ飛んで、演技が始まったら落ち着きました。

とコメントしています。

序盤の連続3回転も、後半の二つのジャンプも、きれいに決まりました。

投げキスをするようなしぐさでフィニッシュすると、「よかった~というポーズ」と、ゆっくり伸びをするように両手を突き上げました。

ハプニングも味方につけ、終わってみると、

初めてのシニアは本当に楽しかった。よかった、いろいろと。めっちゃいい経験です。

と、あっけらかんと振り返る、本田真凜選手でした。

ショートプログラムの様子

youtube.com

本田真凜選手は、普段、衣装に着替えるのは、もっと遅いそうですが、今回は、

なぜか早めに着替えようと思って、カバンを開けた

といいます。

「虫の知らせ」というやつでしょうか。

初めてというくらいめっちゃ焦りました。演技以上に、早めに着替えようと思った自分を褒めたい。

とハプニングを振り返っています。

酸欠になりかけながらの熱演

空気の薄いアメリカ・ソルトレークシティーの高地での、シニア国際大会の初舞台。

初日のショートプログラム(SP)では、66.9点で首位に立ち、最高のシニアデビューを飾った本田真凜選手。

手がしびれる・・・

フリープログラムのフィニッシュ後、フラフラしながら、リンクサイドに上がった本田真凜選手は、浜田美栄コーチにそう言って倒れ込みました。

絶対、何があっても最後まで滑りきる!

そう何度も自分に言い聞かせて、演技に入った本田真凜選手。

フリープログラムの曲は、憧れの荒川静香さんが、トリノオリンピックで金メダルをたぐり寄せた「トゥーランドット」。

荘厳な音楽にのり、冒頭の3回転ルッツや、連続3回転ジャンプをきれいに決めていきました。

今大会は、標高約1,300mの酸素の薄い高地の会場。

標高約1,300mの高さで空気が薄く、終盤にかけてスピードが落ちていきましたが、何とか最後まで滑りきりました。

途中、きつくなったとき、浜田コーチに目をやると、「頑張れ」と言ってくれたといいます。

そのあたりの演技内容は、

後半途中から覚えていないけど、リングでは、最後まで自分の役目は果たせたと思う。

と振り返っていますが、きっちりと、最後の3連続ジャンプも成功させ、スピンもレベル4をとりました。

本田真凜選手は、フリープログラムの演技後、フィニッシュポーズを解くと、疲労困憊の様子でフラつき、なんとか笑顔を浮かべ、挨拶を終えたましたが、酸欠で足がよろめき、血の気のうせた、真っ青な顔でリンクから出ると、椅子に座り込み、得点表示を待つ「キス&クライ」まで、たどり着けませんでした。

フリープログラムの結果は、131.52点。

総得点で198.42点をマークし、2位以下に約15点差を付ける圧勝で、シニアデビュー戦を見事に優勝で飾りました。

最終滑走者の、長洲未来選手の演技が終わる頃には、自力で立ち上がり、表彰式では、笑顔でメダルを受け取りました。

高地だったから、良いパフォーマンスを披露できるとは、思ってもいませんでした。

最低限のミスで抑えることができてよかった。

と振り返えった本田真凜選手は、表彰台で、

大人になったから、歌ってみようかな。これからも歌っていきたい。

と、これまであまり歌ったことがない、という国歌を歌い、デビュー戦で金メダルを獲得して、シニアの仲間入りをした喜びと、今後の活躍を誓いました。

そして、この発言は、「自分がオリンピックで、日の丸を背負って世界で戦うんだ」という気持ちの表れかもしれませんね。

フリープログラムの様子

youtube.com

海外メディアも絶賛

16歳の熱演は、世界の絶賛を呼びました。

アメリカ・スケート専門メディア「icenetwork」は、

ホンダ、ソルトレイクシティで金とともにシニアデビュー

と特集を組み、

ちょうど1か月前に、16歳の誕生日を迎えたホンダは、彼女の年齢を錯覚させる「トゥーランドット」の曲で、目を見張るような輝かしいパフォーマンスを披露した。

と、最大級の評価を与えています。

日本のメディアも、多くの日本メディアが現地まで殺到する中、実力を出し切ったことに、

凄まじく向けられるスポットライトに、彼女は喜びの笑顔を見せた。早い年齢で、向けられてしまっている過剰な注目を、一切プレッシャーには感じていないように見えた。

と、16歳であることを忘れさせるような、優雅なナンバーを演じ切ったことを称賛しています。

本田真凜選手は、ショートプログラムで、自己ベストに迫る66.90点で首位に立った際には、「最高の明るさが輝いた」と評されていたが、フリープログラムを終えて、再び絶賛を受けるることになりました。

衝撃的なシニアビューを飾り、世界の注目が一気に高まったことは、言うまでもありません。

シニアデビュー戦の模様をまとめた動画はこちら。

youtube.com

youtube.com

最後に

本田真凜選手は、今回のシニア大会での、初出場初優勝で、

得点や順位より、「自分との戦いに勝てた」充実感があった。やるべきことはできたが、まだまだ頑張らないといけない。

と語り、さらに、

今季の1番の目標は変わらない。

と、目標のオリンピックへの思いを新たにしている本田真凜選手。

ジュニア時代から、注目される中で結果を残し、シニア転向1年目で、ピョンチャンオリンピックを目指す16歳の本田真凜選手の未来は、計り知れないものがあります。

本田真凜選手は、いろいろな面で、これからの成長が期待される、日本が誇るアスリートとなりそうです。