【気象】スーパーセルとは? 超巨大積乱雲  “竜の巣” の脅威(動画・画像あり)

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あなたは、「スーパーセル(supercell)」をご存じでしょうか?

今回、紹介する「スーパーセル」は、コンポーザーの「ryoを」中心にイラストレーターやデザイナーが集ったクリエイター集団(同人音楽サークル)のことではありません。

気象の世界で「スーパーセル」と名付けられた、あるものの正体とは?

スーパーセル(supercell)とは?

「スーパーセル(supercell)」とは、回転する継続した上昇気流域(メソサイクロン)を伴った、単一セルで構成される、非常に激しい嵐(雷雲群)のこと。

マスメディアなどでは、超巨大積乱雲と呼ばれる事もある。

メソ対流系(MCS)の一種で、単一の降水セルで構成されているにもかかわらず規模は、大きく、非常に激しい荒天をもたらす

出典:Wikipedia

「スーパーセル」は、ウィキペディアでは、このように説明されています。

そういえば、最近、激しい雷雨が多いですよね!

これも、異常気象の一種でしょうか?

まるで、宮崎アニメ『天空の城ラピュタ』に出てくる“竜の巣”のようですね!

こちらが、宮崎アニメ『天空の城ラピュタ』に出てくる“竜の巣”

アニメでは、この巨大な雲の中に『ラピュタ」があるのでしたね。

「行こうおばさん!ラピュタはあの中だ!」

そして、

こちらが「スーパーセル」とよばれる、「超巨大積乱雲」の画像です。

そのほかには、

このような「スーパーセル」が、実際に目撃されています。

まるで、SF映画の一場面のような、これらは、主にアメリカなど、海外で撮影された画像のようですが・・・

愛知県清須市で発生した「スーパーセル」

Youtube.com/巨大積乱雲(スーパーセル)8/22 愛知

8月22日、夕方から激しく降り続いた雷雨の影響で、一宮市内では、落雷が原因とみられる火災が3件発生し、市内の繊維工場では、約270平方メートルの工場が全焼したほか、隣接する倉庫60平方メートルが燃えました。けが人はいませんでした。

大気の状態が不安定となった東海地方では、22日夕方、愛知県清須市で「スーパーセル」とみられる巨大な積乱雲が出現しました

愛知県や岐阜県内などでは、落雷が約7,000回あったとみられています。

8/23(水) 13:28配信 東海テレビ ニュースより

どうやら日本も危なくなってきたようです。

「スーパーセル」の発生場所は?

「スーパーセル」は、条件が整えば世界中どこでも発生しうる

ある文献によれば、世界で最初に「スーパーセル」として認知されたのは、1962年にイギリスのウォーキンガムを襲った嵐で、Keith BrowningとFrank Ludlamの2人の研究によって明らかにされた。

世界で最もよく「スーパーセル」が発生するのは、アメリカ合衆国のグレートプレーンズ地域だが、中緯度地域では、どこも比較的よく発生する

出典:Wikipedia

ということです。

そして、

「スーパーセル」は、気象学者やストームスポッター(storm spotter)らによって、3種類に分類されることがある。

ただし、一生の間にパターンを変えるものや、どの種類にも当てはまらないようなものもある。

低降水型や高降水型に当てはまらないものは「古典的(classic)スーパーセル」に分類される。

ただ、すべてのスーパーセルは、例外なく激しい気象現象をもたらす

出典:Wikipedia

という非常に危険なものです。

また、「スーパーセル」の内部には、回転を伴った上昇気流を生み出す渦があり、付近では竜巻が発生しやすくなるといいます。

「スーパーセル」のできかた

(1)ウインドシア(赤色)が風の回転(緑色)を誘発する

出典:Wikipedia

(2)上昇気流が、回転している風を上向きに曲げる

出典:Wikipedia

(3)回転する空気の柱とともに上昇気流が回転し始める

出典:Wikipedia

と、このようなメカニズムで発生するようです。

まとめ

これまでは、アメリカなどで、発生することが多かったですが、もしかしたら、これからは、日本でも頻繁に発生するかもしれません。

そして、「すべてのスーパーセルは、例外なく激しい気象現象をもたらす」という、非常に危険なものです。

気象情報をよくチェックして、雲行きが怪しくなったら、十分に注意しましょう。

ひょっとしたら、あなたの住む町に、『ラピュタ』が近づいているかもしれませんよ!